中小企業向け会計基準のあり方を検討する「非上場会社の会計基準に関する懇談会」(座長=安藤英義 企業会計審議会会長)の初会合が4日開かれました。

狙いが鮮明に

懇談会は、中小企業の会計に関する指針を作成している日税連・会計士協会・商工会議所・企業会計基準委員会の4者に経団連や学識経験者らで構成。

2015年にも導入される国際財務報告基準(IFRS)とは別に、「非上場の中小企業が使いやすい簡素な会計基準を作り、会計基準の国際化の影響を最小限に抑えるのが狙いだ」(読売新聞2010/3/4)と報道されています。

今後の予定

「3回程度の開催を経て、6月下旬~7月上旬を目途に報告書の取りまとめを行う予定」(日本商工会議所 日商ニュース 2010/3/5)のようです。

検討の方向

海外の事例の検討や関係者からの意見聴取などを行いながら、中小企業にとって使いやすい会計基準を作ることになりそうだとの報道も。

大いに楽しみです。わくわくします。